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彼女

第1章 引っ越し日の事実

荷物がやっと入り、ご近所さんに挨拶を済ませ、部屋の片付けをしていると

…コンコン…

ドアを開けると、永瀬さんと吉沢さんだったかな?が
「部屋をシェアする事になったけど、俺ら仲良しこよししようと思ってないから!!」
「道で会っても声かけないでくれ!!」
など、いろいろ言われた私…でも、家賃や光熱費は管理してくれって勝手に押し付けられて…!

一方的に言われた私は一言も言えずにいた自分を悔やんだけど、ずっと一人で暮らしてきた私にとっては新鮮だった。
でも、それが私を苦しめるなんて、この時は思ってもみなかった。


〔男性4人〕
永瀬 匡史
(ながせ たかし)
吉沢 亮佑
(よしざわ りょうすけ)
白石 隼
(しらいし しゅん)
佐藤 健人
(さとう たけと)

白石「言ってきたんだ!」
吉沢「永瀬の言い方のきついのなんのって!」
永瀬「はっきり言っておかないと面倒だろ!」
佐藤「でもさぁ料理くらいは作ってもらっても良かったんじゃない?いろいろ出来そうだよ(笑)」
吉沢「見てきたのか?」
佐藤「まぁね(笑)」
永瀬「揃えてるだけだったりして(笑)」


ガチャ
バタン


《商店街》
一通り買わなくちゃいけないなぁ!



2時間後


ガチャ
バタン

やっと着いたぁ~。
重~い疲れたぁ。
あ~もう、こんな時間!!早く作って食べよう!
お米研いで、早炊きしちゃおう♪スイッチ~ポン!!


1時間後


やったぁ出来た!
おいしそう(笑)
今日のメニューは
鶏もも肉で作った酢豚風・ほうれん草入りの卵焼き・インスタントのスープ
いっただきます(笑)
って食べてると

佐藤「やっぱり料理出来る人だったんだ!」
えっ、なに!?
佐藤「湊さん、その肉ちょうだい!」
白石「佐藤やめとけよ。」
吉沢「俺達は俺達だろ!!」
佐藤「もらぁい!」
パクッ
佐藤「うまい!マジで、これ作ったの?」
頷くと
佐藤「外でなんか食べずに湊さんに作ってもらったら良かった。食費払うから作ってよ。」
永瀬「佐藤さっきの話聞いてたか?」
佐藤「聞いてた…わかったよ。ごめんね湊さん。」
後ろ髪引かれる視線を私に残しながら、佐藤さんは部屋に戻って行った。

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