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君の隣の相棒さん、

第23章 ラムネの彼、(大)

監察官の大河内だ。
突然だが、私の忠実な部下の話をしよう。


彼女はとても優秀だ。
口数が少ない代わりに態度や行動で示す。
神戸尊とは同期で、良く話をしている姿を見かける。


彼女は女性らしい服装を好まず非常にカジュアルで、言うなれば彼女の同期のそれと似た服装を好む。
とても似合う。憎らしいほどに。


長い髪に左目を隠すようにしている前髪は個性が目立ち、彼女以外の女性はそのような髪型は似合わないだろう。


右耳に紅いピアノをつけて、そこが目立つようにしているのか否か、耳の裏の方に髪を引っかけ耳を出している。


本当に彼女は、誰しもを釘付けにさせるほどに珍しく美しい。
正直、一緒にいるときは鼻が高いと感じる。
こんな美人はそうはいないのだ…。

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