君の隣の相棒さん、
第24章 左側から覗く瞳。右側の紅いピアス(大)
「言ってみなさい」
とある一室。やわらかなベッドに不安気な表情を浮かべたままの彼女を落とすと、今度は首を降った。
何でもない、言いたくないといいたいようだ。
「全く、君という人は‥‥」
長い前髪を指先で退けると、彼女の美しい顔の全てが見える。
頬に触れれば彼女は私の首に腕を伸ばし、絡める。
彼女が甘えたいときの、唯一の意思表示だ。
「目一杯甘えなさい。そして全部吐き出しなさい。…君は誰のものですか?」
額・頬・首筋に唇を落とせば彼女の腕に力がこもる。
それから甘い吐息を漏らして、そっと呟いた。
『貴方のもの‥』
(左側から覗く瞳。右側の紅いピアス)
((いつから、あなたの魅力に取り憑かれてしまったのか‥‥今はもう、そんなことはどうでもいい))
END
とある一室。やわらかなベッドに不安気な表情を浮かべたままの彼女を落とすと、今度は首を降った。
何でもない、言いたくないといいたいようだ。
「全く、君という人は‥‥」
長い前髪を指先で退けると、彼女の美しい顔の全てが見える。
頬に触れれば彼女は私の首に腕を伸ばし、絡める。
彼女が甘えたいときの、唯一の意思表示だ。
「目一杯甘えなさい。そして全部吐き出しなさい。…君は誰のものですか?」
額・頬・首筋に唇を落とせば彼女の腕に力がこもる。
それから甘い吐息を漏らして、そっと呟いた。
『貴方のもの‥』
(左側から覗く瞳。右側の紅いピアス)
((いつから、あなたの魅力に取り憑かれてしまったのか‥‥今はもう、そんなことはどうでもいい))
END