テキストサイズ

君の隣の相棒さん、

第4章 煙草が示す気持ち(伊)

『また、頼ってもいいですか…?』


俯いて何処か遠慮がちにそう言った彼奴の頭を少し乱暴にくしゃくしゃっと撫でた。


「本当に辛いときだけだ。それ以外のときは、ぜってえーしてやらねえーからなっ」


『はいっ』


笑顔で返事を返した彼奴に、俺も小さく笑い返した。




(煙草が示す気持ち)
(彼奴の笑顔を見ると、最近心臓が煩い)



END

ストーリーメニュー

TOPTOPへ