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君の隣の相棒さん、

第5章 エリートな彼、(神)

特命に女の子がやって来た‥‥のは嬉しいんだけど、僕と同じキャリアというのだから驚き。


高身長、スタイル抜群、切れ長の瞳が美しく、長い髪をお団子状にして簪で止めているという風貌。


時間厳守、仕事はきっちりこなして、上司の扱いも上手い。


ただ一つ彼女の欠点は、僕だけが知っている…。


『現場、行きますよ』


「ああ、はいはい‥」


上着を羽織って特命を出る彼女に、真横にある一課の人間は皆彼女に釘付けだった。

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