君の隣の相棒さん、
第39章 友情の裏側(神)
実は最近、同期の彼女が俺にとある物を届けに来るようになった。
日によって変わる包みの中に入ったそれは、お弁当。
あまりにも突然の出来事だったために何故、と聞いたら彼女は特に深い意味はない。と表情一つ変えず言ったので、それ以上お弁当については触れていない。
最初にそのまま質問をしてからというもの、暇な特命の日々とは別に俺は彼女のお弁当が楽しみになっていた。
『尊』
「ん、あっ、今日も持ってきてくれたんだ」
頷いて包みに入ったお弁当を差し出す彼女。
今日はもう一つ別で持ってきているお弁当があったのは、俺とお昼を一緒にするためだったようだ。
「ん、うまっ」
『本当、ナポリタン好きよね』
呆れたようにそういう彼女が隣で玉子焼きを一口。
好きだよ、と言えば彼女はくすくすっと笑っていた。
それから少ししてお弁当を食べ終えてそっと口元をフキンで拭き取ると、彼女に向き直って恐る恐る聞いてみる。
日によって変わる包みの中に入ったそれは、お弁当。
あまりにも突然の出来事だったために何故、と聞いたら彼女は特に深い意味はない。と表情一つ変えず言ったので、それ以上お弁当については触れていない。
最初にそのまま質問をしてからというもの、暇な特命の日々とは別に俺は彼女のお弁当が楽しみになっていた。
『尊』
「ん、あっ、今日も持ってきてくれたんだ」
頷いて包みに入ったお弁当を差し出す彼女。
今日はもう一つ別で持ってきているお弁当があったのは、俺とお昼を一緒にするためだったようだ。
「ん、うまっ」
『本当、ナポリタン好きよね』
呆れたようにそういう彼女が隣で玉子焼きを一口。
好きだよ、と言えば彼女はくすくすっと笑っていた。
それから少ししてお弁当を食べ終えてそっと口元をフキンで拭き取ると、彼女に向き直って恐る恐る聞いてみる。