君の隣の相棒さん、
第39章 友情の裏側(神)
『答えは、私がお弁当を持って来るかこないか‥それだけ』
答えは二つに一つ。
‥‥期待は、五分五分。だけどほんの少しだけ期待している自分が強かった。
翌日、約束のお昼の時間。
一人特命で待っていると彼女が現れた。
暫く沈黙が続いて見詰め合っていたら突然、彼女が俺の前に手を突き出した。
同時に突然のことに一瞬瞑った俺に、また声をかけた彼女に再度目を開いてみると…
『‥‥‥食べる?』
それ以上は何も言わずに彼女の視線は俺から外れていたけれど、その突き出された手には紛れもなくいつものお弁当があった。
素直に嬉しかった。
暫く驚きに暫く身を固めて、それからフッと笑った彼女がむっとしたのを見てからその腕を掴んでソファーに引っ張ったら背中から倒れ込んで、その反動を利用して彼女の唇を奪った。
「俺も好きみたい。君のこと」
(友情の裏側)
(そこには“愛情”が隠されている)
(さて、じゃあお昼の前に君を頂こうかな?)
(‥‥‥バカっ)
END
答えは二つに一つ。
‥‥期待は、五分五分。だけどほんの少しだけ期待している自分が強かった。
翌日、約束のお昼の時間。
一人特命で待っていると彼女が現れた。
暫く沈黙が続いて見詰め合っていたら突然、彼女が俺の前に手を突き出した。
同時に突然のことに一瞬瞑った俺に、また声をかけた彼女に再度目を開いてみると…
『‥‥‥食べる?』
それ以上は何も言わずに彼女の視線は俺から外れていたけれど、その突き出された手には紛れもなくいつものお弁当があった。
素直に嬉しかった。
暫く驚きに暫く身を固めて、それからフッと笑った彼女がむっとしたのを見てからその腕を掴んでソファーに引っ張ったら背中から倒れ込んで、その反動を利用して彼女の唇を奪った。
「俺も好きみたい。君のこと」
(友情の裏側)
(そこには“愛情”が隠されている)
(さて、じゃあお昼の前に君を頂こうかな?)
(‥‥‥バカっ)
END