
君の隣の相棒さん、
第42章 甘え上手(甲※)
彼を見なくなって一週間が経ちました。
“彼”というのは特命係の新顔・甲斐享。一応、僕の恋人です。
捜査一課にいる僕は仕事が立て込んで、泊まり込みやなんやらで彼と会えない日が遂に一週間になってしまいました…。
「ねぇねぇ、本当にいいの?カイトに会いに行かなくて」
『いいんです。しつこいですよ、芹沢先輩』
なんて、そんなことを気にかけてくれる優しい先輩もいる中で僕はそれでも彼に会いに行こうとはしなかった。
だって連絡も無視し続けて一週間経っちゃったし‥‥なんて思っていた時だった。
「華音ちゃんっ!」
「あ、噂をすれば‥」
椅子を回転させたら一課の出入口に立っている一週間振りに見る彼の姿。
え‥なんで?と思っていると、来てと言われて腕を捕まれ一課の外へ。
芹沢先輩に助けを求めたけど、ごゆっくり~なんて嬉しそうに笑って手を降っているだけだった。
“彼”というのは特命係の新顔・甲斐享。一応、僕の恋人です。
捜査一課にいる僕は仕事が立て込んで、泊まり込みやなんやらで彼と会えない日が遂に一週間になってしまいました…。
「ねぇねぇ、本当にいいの?カイトに会いに行かなくて」
『いいんです。しつこいですよ、芹沢先輩』
なんて、そんなことを気にかけてくれる優しい先輩もいる中で僕はそれでも彼に会いに行こうとはしなかった。
だって連絡も無視し続けて一週間経っちゃったし‥‥なんて思っていた時だった。
「華音ちゃんっ!」
「あ、噂をすれば‥」
椅子を回転させたら一課の出入口に立っている一週間振りに見る彼の姿。
え‥なんで?と思っていると、来てと言われて腕を捕まれ一課の外へ。
芹沢先輩に助けを求めたけど、ごゆっくり~なんて嬉しそうに笑って手を降っているだけだった。
