
君の隣の相棒さん、
第42章 甘え上手(甲※)
彼の手に引かれてやって来たのは、普段は滅多に使われない古い資料室。
奥の方に押し込まれたら突然ぎゅっ、と抱き締められた。
『か、カイトさん…っ』
「ちょー会いたかったつーの。ってか、なんで連絡無視すんのさ」
『それは忙しかったからで‥』
「忙しいのは分かるけど、本当にそれだけ?一週間一回も出ない返事なしなんて可笑しいっしょ?」
ふてくされた子供の様な顔をする彼は僕を抱き締める力を込めて離れそうもない。
温かい‥この感覚、本当に久しぶり。
『僕だって連絡返したかったです!でも、携帯が手につかないくらい本当に忙しかったんです。その証拠に、ほら』
僕のスマホを彼に見せる。
着信などの未読が溜まり、着信の大半が彼のもの。
「ほんとだ‥ごめん。マジで忙しかったんだ」
『はい、そーです‥っ』
僕がそういうと彼の悪戯っ子な笑みと共に降ってきたキス。
場所が場所なだけに少し焦って彼を身体から離そうとするけれど、思った以上にキツく抱き締められていることに気付いてされるがままだった。
奥の方に押し込まれたら突然ぎゅっ、と抱き締められた。
『か、カイトさん…っ』
「ちょー会いたかったつーの。ってか、なんで連絡無視すんのさ」
『それは忙しかったからで‥』
「忙しいのは分かるけど、本当にそれだけ?一週間一回も出ない返事なしなんて可笑しいっしょ?」
ふてくされた子供の様な顔をする彼は僕を抱き締める力を込めて離れそうもない。
温かい‥この感覚、本当に久しぶり。
『僕だって連絡返したかったです!でも、携帯が手につかないくらい本当に忙しかったんです。その証拠に、ほら』
僕のスマホを彼に見せる。
着信などの未読が溜まり、着信の大半が彼のもの。
「ほんとだ‥ごめん。マジで忙しかったんだ」
『はい、そーです‥っ』
僕がそういうと彼の悪戯っ子な笑みと共に降ってきたキス。
場所が場所なだけに少し焦って彼を身体から離そうとするけれど、思った以上にキツく抱き締められていることに気付いてされるがままだった。
