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君の隣の相棒さん、

第6章 正義感溢れる彼、(甲)

「それ、どういうことですかっ」


「彼女はカイト君に良く似ているんですよ‥特に、正義感が強いところなんかまさに」


何処か嬉しそうに話す右京さんを見た後で、思わず俺と彼女は顔を見合わせる。


首を傾げてアイコンタクトすれば、また嬉しそうな顔の右京さんに視線を戻した。


「似てます?」


「似てます、」


『似てますか…?』


「似てますとも、」


うんうん、と頷く右京さん。

俺たちはまた顔を見合わせると同時に言っていた。


「『ないない』」


リンクした声に、俺たちは思わず笑い合った。



(正義感溢れる彼、)
(彼女とは“正義”で繋がっている)


(笑うと可愛いじゃん、)
(お父様にいいますよ‥?)
(さーせん!マジ勘弁、)



END

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