
君の隣の相棒さん、
第47章 快楽サディスト(伊神※)
いつもの特命。趣味の音楽を楽しむ杉下さん。壁に沿わせられたソファーに座って本を片手に脚を組んでいる彼女。
彼女が本を読み始めたのは一ヶ月くらい前からのこと。
特に気に止めてはいなかったけど、何だか最近気になり始めている自分がいた。
理由は見る度に増えていくテーブルに置かれた本の山だ。
大きさは単行本くらいのものばかりだが、一体何をそんなに真剣に読んでいるのか‥‥
「おはよう。…ねぇ、何読んでるの?」
『おはよう御座います。‥‥見ます?』
「あっ、うん。‥‥‥ぇ…っ?」
本を渡されてビックリ。マンガだと思うよりも先に目の前に飛び込んで来たのは、昼間に見るには刺激が強すぎる“男と男”が抱き合っているシーンだった。
そう…彼女が読んでいたのは“BL”マンガだったんだ。
彼女が本を読み始めたのは一ヶ月くらい前からのこと。
特に気に止めてはいなかったけど、何だか最近気になり始めている自分がいた。
理由は見る度に増えていくテーブルに置かれた本の山だ。
大きさは単行本くらいのものばかりだが、一体何をそんなに真剣に読んでいるのか‥‥
「おはよう。…ねぇ、何読んでるの?」
『おはよう御座います。‥‥見ます?』
「あっ、うん。‥‥‥ぇ…っ?」
本を渡されてビックリ。マンガだと思うよりも先に目の前に飛び込んで来たのは、昼間に見るには刺激が強すぎる“男と男”が抱き合っているシーンだった。
そう…彼女が読んでいたのは“BL”マンガだったんだ。
