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君の隣の相棒さん、

第16章 糖分補給、(甲)

「お疲れ」


『お疲れ様』


今日も右京さんに同行して俺と彼女は事件を解決。
気付けばいつの間にか時刻は午後九時を回っていた。


「ん、まだ終わんないの?」


『ええまぁ。貴方と違って私がやることは限られていないので』


「そーですかっ」


仮眠室にノートパソコンを持ち込んでまで仕事を続けている彼女を、俺は横でコーラを飲みながら見ていた。


『カイトさん、帰らないんですか?』


「ああ‥うん。帰ってもやることないし、君のこと見てようかなって‥‥駄目?」


『‥‥‥邪魔だけはしないで下さいね』


「りょーかい、」


肘をついて彼女を見ていると、ふと、少しずつ彼女の様子が変化していくのが分かった。

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