テキストサイズ

恋してキスして抱きしめて

第12章 寸止め、悶絶、もう夢中

「着たらダメでしょ。
だってまだ終わってねぇし」

「…………!」

「俺挿れる気満々だったのに。
ちーちゃん、1人だけイッて寝ちゃったんだよ」

「…………!!」

「加減しなかった俺が悪かったけどさ~
でも元と言えばちーちゃんが煽るから」

「~~~~!!///」

「何て言ったか覚えてる?」



聞きながらどんな顔してるのか見たくて、腕を解いて体を離すと


茹でタコみたいに真っ赤にさせて、千夏はタオルケットに包まってしまった。


……ほんと、喘いでた時とすげーギャップ。


そんなにガードされたら、手ぇ出せないじゃん。


ったく、仕方ねぇな~~



「隠れないでよちーちゃん。
いいよ、今夜はここまでにしておくから」

「…………!」

「その代わり、ハタチになったら今度こそ最後までするからね~~」



千夏の分の水をキッチンまで取りに行く為、ベッドから起き上がると


俺が戻るまでの数秒で、千夏はサッと服を手繰り寄せていた。


動きが俊敏すぎるんですけど~~


なんかもういちいち可愛いな。



「その服、明日も着て帰るでしょ。
俺のTシャツ着なよ」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ