恋してキスして抱きしめて
第25章 バカップルで、いいんです
「……エロちーちゃん♪」
「………っ///」
ユーリさんはそう言って笑うと
私のおでこに、ちゅっと優しいキスを落とした。
「なんてね、俺も限界」
「…………!」
「1週間離れてただけなのに、すっげー溜まってるよ」
「~~~~っ///」
「脱がしていい?」
聞かれてる途中から、シフォンワンピの肩紐を外されて
あたしの肩から胸に、ユーリさんの指が這っていく。
「……ユーリさん……」
「あのさ、そろそろ “ さん ” 取ってよ」
「………!」
「も~これ言うの何回目だと思ってるの~?」
「……で、でも……」
「敬語もマジで禁止ね。
ちーちゃんは俺の彼女なんだから」
「…………っ」
首筋を、強く吸われて
それだけで、体がビクッと跳ね上がった。
“ 彼女 ” って響きが
嬉しくて、心地良くて、ふわふわする。