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王都寮の日常

第1章 M班の変態

おじさんを退寮させたかった


「おじさんは」

「そんなことは言わなくていい」

「でも」

「監視カメラがいくつあるか、もう知ってるんだろ」


知っていた

知ってるんです


「ミツルと話したんです。今の寮は、一回破壊したほうがいいって」

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