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義父×義娘。

第11章 日曜日


とても気に入ったのは私だけではなかったみたいで、義父もここにする気満々だった。

不動産屋さんに戻ると義父は契約してもう鍵を受け取っていた。

「早すぎない?」

「いいとこだったし、佳奈のアンテナにも引っかからなかっただろ?」

「まぁね。」

義父がいうアンテナというのは、ただの迷信で私がなんとなく分かる悪い気配のことだ。

悪い気配がするところに行ってよかった試しがないので、義父は意外と信用している。

不動産屋さんを出るとIKEAに向かった。

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