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義父がなかなかこないので心配していると戻ってきた。

「遭難したの？」

「そう。今やっと帰還した。」

「そりゃお疲れさまです。」

なんで遅かったのかは帰りに知ることになる。

義父は袋からデイジーのファンキャップとパーカーを出した。

「これ可愛くない？」

「ん！めっちゃ可愛い！」

「佳奈好みそうだから買っちゃった。」

「ありがとうー！」

義父も帽子とパーカーをきてホーンテッドマンションに向かった。

「気持ち悪くならないの？」

「シーに来たなら乗りたい。」

「あとで気分悪くなっても知らないよ？」

「自己責任だから大丈夫。」

心配しまくる義父をよそに私は軽い足取りでホーンテッドマンションに行った。