
義父×義娘。
第25章 TDS
長い待ち時間もおしゃべりをしてたら、あっという間にすぎた。
「めっちゃどきどきする。」
「小心者だな。」
「そうともいう。」
アトラクションが動いた途端、悲鳴もあがらずにずっと顔がひきつっていた。
終わると、
「悲鳴くらいあげるかと思ったのに静かだったね。」
「怖すぎて固まった。」
撮ってある写真を確認してみると、
「引きつりすぎでしょ。」
「怖かったんだもん。」
「おもしろいから写真買う?」
「いや、大丈夫です。」
お昼を食べにふらふら歩いているとデイジーに会った。
「あー!デイジーだ!」
手を振ると来てくれたので一緒に写真を撮った。
