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義父×義娘。

第30章 (番外編 3)


「はじめまして、佳奈ちゃん。」

「はじめまして。」

母に連れられてきた喫茶店には、知らないおじさんがいた。

「再婚しようかなって思ってて。」

母が楽しそうにしてるのでいいかなとは思っていた。

実際は無表情だったらしく、二人とも私に気を遣っているのがまる分かりだった。

特に話すこともなかったので

「あとは二人でのんびりお茶してください。私は失礼します。」

当時中3で、多感な時期にいきなりきた知らない人と打ち解けるのは無理だった。

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