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クリスマスイブ。

義父は仕事後なので、遅めのディナーだけ予約をしていた。

「クリスマスまで親と過ごすってなかなかだよね。」

「早く彼氏作れ。」

「おっけ、作っていいのね。告られてたのいいよって言ってくる。」

「は？告白されたの？」

「そう、モテモテなの。私。」

「お、おう…」

「嘘だからまともに返事しないでよ。」

「どこから？」

「告られてたところから。」

「なんだ、よかった。」

おとうさん、ごめんね。実は彼氏いるけど、今日バイトなんだ。

という言葉は胸にしまっておいた。