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義父×義娘。

第34章 お正月


ずっとお手伝いをしていたからか、帰るときにお年玉をたくさんいただいた。

車の運転をするために飲んでいなかった義父と奥様方以外、朝からずっと飲んでいたようで帰る頃には寝てる人がたくさんいた。

「また遊びに来てね。」

「はい!また来ます!」

残った料理をお土産にしてもらって挨拶をして帰った。

「あんなにたくさんの酔っ払い久しぶりにみた。」

「お正月は羽振りがいいからねー。
たくさんいろいろやってくれてありがとう。
おじさんたちが佳奈ちゃんはいい子だねぇって言ってた。」

「私は子どもか。」

「あの中では圧倒的に。」

「確かに。」

家に着くと、義父はもらったお土産をつまみにお酒を飲み始めた。

「おとうさんも飲むの?」

「家だからいいだろ。」

「別に悪いことないけど…」



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