
義父×義娘。
第9章 おでかけ
海の近くの駐車場に車を止めて、海に行った。
「わぁ!!冷たいね!!」
砂浜をばしゃばしゃ踏んでいると笑われた。
「あっ!綺麗な貝殻だー!」
しゃがんで拾おうとしたら転けかけて、後ろから抱っこされた。
「まったく。佳奈はこどもか。」
「こどもだねー。こけなくてよかった!ありがとう!」
「気をつけろよ。」
と言いながら、手を伸ばしてきた。
私も手を伸ばして、繋ぐとしばらく海岸沿いを歩いた。
「そろそろ帰るかー。」
「うん。帰ろうか。」
「今何時?」
携帯を開くと18:00だった。
「おとうさんって明日仕事?」
「休みだよ。」
「予定ある?」
「ないよ。」
「じゃあたまには夜遊びしよ?」
「何するの?」
と言うと苦笑いをしていたので期待を裏切ることを言ってみた。
