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仮彼氏。

第1章 疲れた。




ガチャッ



「ただいまー」

「…お邪魔します」


向島を家に入れて、とりあえず座らせた


「…お前本当に一人暮らしなんだ」


「まぁね

じゃあ本題に入ろう!」


「……」


乗り気じゃ無さそうな向島を無視して話を始める


「って、さっきもう殆ど話したんだけど…

だめ…?向島」


向島を見つめると、眼鏡の奥の瞳が僅かに揺れた


「…神谷ってさ」

「…?」




「処女?」


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