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仮彼氏。

第7章 千晴。




ガラッ


「っいきなり何だよ…!」

鍵が開いていた、今は使われていない教室に二人を押し込む


「ちょっと話がありまして…」

「教室じゃ駄目なの?」

「…駄目、です」

謎の緊張で口調がおかしいのは無視で。


「…で、何だよ話って」

「…千晴のこと?」

う"…黒田鋭い


「まぁ…」

言い淀む俺に痺れを切らしたのか、黒田が思いっきり睨んできた


「男ならとっとと話さんかい!!」

ほ、方言て…
お前生まれも育ちも東京だろ……

でも、覚悟は決まった



「……俺、千晴を襲った」


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