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仮彼氏。

第10章 媚薬。



「ふぅ…」

一方的に電話を切って、携帯を置く

涙を拭いながら、梨佳と優の顔を思い浮かべた


「…うん、お似合い!」

勝手に納得してベッドに寝転ぶ


梨佳から話を聞いたときは辛いし悲しいし悔しかったけど、優の言葉を聞いて安心した


「よろしくね、優…」


大好きな幼馴染みと、大好きな親友

大大大好きなこの二人がくっつくなんて…

「私、幸福者だなぁ……」


目を閉じて微笑むと、暖かい気持ちに包まれる

今日はいい夢見れそうだ…!


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