仮彼氏。
第12章 センセイ。
退屈だった毎日が一気に明るくなった
…千晴、お前が俺の太陽になってくれたんだぜ?
『千晴は変われたのはさ、向島のおかげなんだよ』
前に黒田に言われた
トゲトゲしてた千晴が、最近よく笑うようになったって…
俺もお前の世界を照らせたのなら、最高に嬉しい。死ぬほど嬉しい。
『…いつまでも待ってる』
恥ずかしかったから、感謝の言葉も素っ気なくなってしまった
けど、本当に泣きそうだったんだ
嬉しくって、感動して、千晴のこと愛しいって思って……
一生一緒にいたいって、思った