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千晴と、一緒に…？


「千晴を幸せにするんじゃなくて、千晴と幸せになってほしい

これが、最後の条件…というよりお願いかな？」


一緒に幸せになる。

お願い、か…


「一方的じゃ駄目なんだ

夫婦って、そういうものだろ？」

ニッと、子供のような笑顔を俺に向ける千晴のお父さん

俺も心からの笑顔を浮かべて、大きく頷く


「じゃあ、もう何も条件やお願いはない

けど最後に…千晴、銀君、困ったときはすぐに私たちに相談するんだぞ」

『はい！』

二人で元気よく返事をして、お互いの手を強く強く握った