仮彼氏。
第12章 センセイ。
「この話、二人には言わないの?」
「うーん、知らなくてもいいんじゃないか?」
「えー、言った方がいいって!」
その方が絆が深まりそうだし♪
「じゃあ、結婚式の時にでも言ってやるか」
「あ、それいいわね♪」
部屋が和やかなムードに包まれるなか、お父さんが私を見てニヤニヤしだした
「それはそうと…
佳奈、高木とはどうなってるんだ?」
「あー!それ私も気になってた♪」
「うそ!二人付き合ってたのー!?
知らなかった…」
女子高生みたいなテンションの母親二人にため息を吐く
お父さんのばっきゃろー!!