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好きになったのかも。

第1章 初めて





……目覚ましの鳴らない朝。

いつもセットしてあるのに、

壊れてしまったのか。

時計のある枕元に目を移し、

時間を確認しようとした。

が、そこには

使用済みのコンドームが置いてあった。



「え……?」


寝起きの頭を最大限に使うも

状況が理解できない。



(私、昨日どうしたんだ…?)

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