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手探りな絶望

第8章 懇願


「チカラ…ぬいて冬実」


冬実は
なかなか
足のチカラをぬこうとせず
俺は一旦
内股への愛撫をやめて
冬実を抱きしめた


顔を隠す冬実の手をどけて
冬実に優しくキスをすると


俺のカラダが
冬実に触れて
熱い俺が
刺激を求めた


冬実の
滑らかな肌に
布越しじゃなく
直接触れさせたい

できれば
握って欲しい


でも
そこは…
我慢して


でもせめて
冬実の足に
俺の足を絡ませた



冬実へのキスをやめないまま
俺の足で固定した
彼女の内腿から
もっと奥へと手をすべらせると

冬実が悶えた



「しゅっ…」



周平さんって
言いたいんだろう


俺に
唇を奪われ
うまく喋れない冬実は

もがきながら
冬実の濡れはじめた場所に触れる
俺の手を握った


そんなことしても

やめないけど?



俺の
滑らかに動く指が
小さな突起に
近づくと

冬実は
さらに俺の手を強く握った



「舐めてい?」



やっと冬実を
キスから解放し
イタズラに
そんなことを口にすると

いつも
のんびりしてる冬実が
即答した


「だめ…もう…大丈夫」


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