手探りな絶望
第2章 派遣
定時の17:30
俺は
すぐにデスクを片付け
席を立った
周囲の
ん?
という目は
気になりつつも
「お先に失礼します」
と声をかけ
ロッカールームではなく
別棟に向かった
ロッカールームに寄れば
ロッカーのない
派遣の佐々木が
先に帰ってしまうかも
しれないからだ
幸い
携帯や財布
車のカギは
ポケットの中
このまま帰宅も止む無し。
そんなことを
思いながら
別棟までたどり着くと
ちょうど
別棟のドアが開き
2人の派遣社員が
話しながら
出てきた
髪の長い女と
一緒か・・・
とりあえず
俺は
遠くから
2人の様子を伺うことにした
俺は
すぐにデスクを片付け
席を立った
周囲の
ん?
という目は
気になりつつも
「お先に失礼します」
と声をかけ
ロッカールームではなく
別棟に向かった
ロッカールームに寄れば
ロッカーのない
派遣の佐々木が
先に帰ってしまうかも
しれないからだ
幸い
携帯や財布
車のカギは
ポケットの中
このまま帰宅も止む無し。
そんなことを
思いながら
別棟までたどり着くと
ちょうど
別棟のドアが開き
2人の派遣社員が
話しながら
出てきた
髪の長い女と
一緒か・・・
とりあえず
俺は
遠くから
2人の様子を伺うことにした