テキストサイズ

手探りな絶望

第3章 接近



なぜか
コメントが入っただけで
心臓がドキドキしてる俺は

ベッドの上に
座り

一回
深呼吸して



数ヶ月ぶりに届いた
コメントをクリックした






『メール、した方がいいと思います』





あ、そ、そう?


やっぱ…だよね。



そんなことを
心の中で
つぶやきながら

俺は
コメントを入れてくれた
相手のハンドルネームを
チェックした





えっ?






グラ、グラ






グラタン?!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ