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第4章 4


「あきら…」

「大丈夫か?こいつ誰?」

「知らねーよ!!行こうぜ!!」

孝之が歩きだす

「孝之……」


佐久間が孝之を目で追っていた

気になるあきらだが孝之を追いかけた


「孝之!!知り合いか?」

「………」


「言いたくなければいいよ。飯でも食うか」

「うん」


「うまい店連れてってやるよ」

着いたのわ、うどん屋だった

「いらっしゃいませ!あ!あきらさん!!」

「よ!!」


カウンター席に座る2人

「いつもの2つ!!」

「ありがとうございます」

「あきらさん!!ひょっとして、孝之さん?」

「あたり!!よくわかったな」

「兄さんからよく聞いてるし、あきらさんが誰か連れてくるなんて、ないし、」

「あ!!孝之、こいつ拓哉の弟の進だ。」

「始めまして!孝之です!」

「進です!兄さんがお世話になってます。」

「いえ、こちらこそ」

うどんを食べながら楽しい時間が過ぎ、ひじりのことなんか…忘れてるはずだった…けど


「おやすみ孝之!!」

「おやすみあきら」


部屋に一人になると…どうしてもあいつのことが頭に出てきてしまう

「ひじり……」


眠れなかった…

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