
蛹
第4章 4
「これからどうする?」
拓哉のマンションに転がり込んだあきらと孝之だ
「俺さ、店やろうと思うんだ、」
「店?」
「ん、小さくていいからさ、飯作ってさみんなに食ってもらいてぇ。小さい頃からの夢なんだ!!」
「いいぢゃん!!」
「孝之、一緒にやらねぇか?」
「俺でいいの?」
「あぁ!!手伝ってくれよ!!」
そして2ヶ月後、あきらわ小さいながら和食が食える居酒屋を出した
孝之わ、マンションをかり一人暮らしを始めた。
あきらも拓哉と同棲を始めた
拓哉わ、店の営業担当になりネットで客を集めたりしていた
そのせいもあり店わ、まぁまぁ繁盛していった
そんな時、店にシュンが現れた
「よっ!!」
「いらっしゃいませ」
孝之がおしぼりを渡す
「へぇ…いい店ぢゃん。」
「なんか用?」
「俺、客だぜ!!これからアフターで使わせてもらうよあきら」
「そりゃ、どうも」
静かに飲み、食べて、シュンわ帰って行った
「なんだ、あいつ」
それからシュンわアフターで訪れるようになった
孝之わ、少し幸せを感じていた。
あきらと拓哉と一緒にずっと居たいと思っていた
