
蛹
第4章 4
店内わ、盛り上がっていた。
客も増えていた。
孝之の指名もかなり増えてきていた。
4位の座を取っていた
「あいつ、ムカつくよな…」
下に落ちたホストらが孝之を面白く思うはずもなく…
「少し痛めつけとくか」
「でも、孝之いつもあきらと一緒だからな」
「いいよ一緒で…」
店が終わり孝之がホストのケンジに呼ばれた
「孝之!!ちょっと付き合ってくんない?」
「うん!!」
あきらわ、オーナーに呼ばれていて孝之一人だった
孝之とケンジが店から出てしばらく歩くとホストらが待ち伏せしていた
「何!?」
孝之わ両腕を掴まれる、
「なんなの!?離して」
「一緒に来い!!」
近くの公園の奥まで連れて行かれ芝生に投げ飛ばされた
「最近、いい気にならすぎだよ孝之!!」
「え!?」
「ちょっとみんなの腹の虫のいどころがよくなくてさ、」
孝之の腹を蹴る
「うっ…っ」
「顔わやるなよ!!」
殴られ、蹴られ…意識が朦朧としてきた
「孝之、知らねー?」
あきらが孝之を探していた
「あの…」
最近入ってきたタケシがあきらに近づいてきた
「孝之さん…さっきみんなに連れてかれました」
「どこに行った?」
「公園の方に!!」
「さんきゅ」
急いで走った。
シュンもそれを聞いていてあきらの後を追った
公園に着いてあたりを探した…
奥に行くと、ホストらの間に倒れた孝之を見つけた
「お前ら!!何してる!!」
「やべ!!あきらだ!!」
「何してんだよ!!」
「ホストのしきたりを教えてやってたの。」
「ただの暴行だろ!!てめぇら!!」
「最近、生意気だったからさ、まぁ、反省したろ。な、孝之くん!!」
「てめぇら!!」
あきらがつかみかかったところでシュンが出てきた
「シュン!!」
「こんなことしろって誰が言った?お前ら、永久追放されてーの?」
「いえ…その…すみません…」
「消えろ!!」
ホストらが走り去る
「孝之!!大丈夫か!!」
あきらが抱きかかえた
「シュン…お前らわ絶対許さねーからな!!最低なことすんなよ!!」
次の日あきらと孝之わ店を辞めてマンションもでた
