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君と僕と…

第3章 好きな人

護ってやりたくなるような、だけど自分で壊してしまいたくなるような気持ちで俺の心の中はゴチャゴチャになっていた。



その時の俺はもう童貞は卒業していたし、セフレだっていた。


それなのに、恋愛初心者みたいだ。


はぁ、本当になんなんだよ。


とりあえず、まだ震えている今宵の気を逸らすためにテレビでもつけようかとリモコンをとりに今宵の所から少し離れようとすると……


キュッ………


今宵が俺のTシャツの裾を掴んでいた。

「……ぃ、かなぃで」


初めて聞いた今宵の声はあまりにも消えそうでつい、俺は今宵の隣の空いてるソファーに腰掛けていた。

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