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ゆうき!百倍

第5章 戸惑いながらもいいもん

その後、2人でテレビを見た
最初は、並んでたけど
「友紀こっち」
後ろから抱きしめるように手繰り寄せた
それでも、寂しいから両手を恋人繋ぎした
「今日は甘えん坊さん」優衣は無言で抱きしめた「良い香りする」
友紀は両手を振りほどき前を見てギュッと抱きついてきた
「寂しくて嘘ついたの?」
潤んだ目でそっと見る
「そうだよ」
見つめ返し、ゆっくり唇を合わせた
「足りないよ」
離してから友紀が呟いたそっと合わせるキスを数回繰り返した
「足りない、もっと…」今度は友紀が、深いキスをしてきた
ちゅっぷ…ちゃぷ
角度を変えては深いキスを繰り返す
変える度に、水音が更に深く聞こえる
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