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叶わぬ恋でも君のために。

第11章 君のこと。

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あれから数日…仕事は真面目にしたい私のために
秀ちゃんは毎日つまらない講義を聞いてくれた。


時々君が茶化しながら…私達は笑っていた…。




そして週末…私の家に初めて秀ちゃんが遊びに来ることになった。





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秀ちゃんのために手料理を作る。
それだけでも緊張してしまうのに


今の状況---


キッチンに立つ私の真後ろで君は
私の背中に身体を密着させて腰に手を回し


私の右肩に顎を乗せて


私の手元を覗き込む。




これじゃ、料理が進まない…。




「眞子ちゃん?手…止まってるよ?」


「だって、秀ちゃんが…。」



「俺が、何?」


「くっつきすぎっ!///」



「だってくっつきたいんだもんっ。


眞子ちゃん…サヤさんのこと気にして

最近俺の部屋じゃ、
ちっともヤらせてくれないし…。」



なっ、///


なんてことを…。

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