テキストサイズ

叶わぬ恋でも君のために。

第3章 君は幸せ?

頑張ってみるよと言いながら…
話しはすぐに脱線する。


「日本人の挨拶って何か堅苦しいよね…。
もっと楽にしたらいいのに…。」


「確かに堅苦しいかもね…。」


「あ、海外の人に会うこともあるんでしょ?」


「ん~、たまにはあるかと…。」


「じゃあ練習しなきゃ…。」


「?…英語?」


「違うよ、英語なんかできるし。」


---英語できるの?

驚きなんですけどー。


「じゃあ、何の練習?」


「キッスだよ、キッス。」


「はあ?」


「よくほっぺにチュッ、チュッってしてるでしょ?あれと同じことしてみたい♪」



!!!



秀ちゃんは席を立ってこちらに向かって来た。



「ちょ、ちょっと待って…。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ