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叶わぬ恋でも君のために。

第13章 叶わなかった恋。

君と過ごした休日は---


君への想いをより強くした。





日曜日の夜まで
ほとんどの時間、身体を重ねていたのだけれど



秀ちゃんから
沢山の言葉をもらったから


不安になった時も
それを思い出せば乗り越えて行けそうな気がした。









楽しくて愛しい時間はあっという間に過ぎていった。



「また明日ね♪」


「また明日。」




「早く来てね!

待ってるよ!眞子ちゃん♪」



秀ちゃんは元気に大きく手を振って
タクシーに乗り込んで帰って行った。




秀ちゃんのおかげで幸せな寝不足状態だった私は早い時間に眠りについた。



“早く明日になりますように”


そう思いながら…。








だって---





明日からも、君に…









今まで通りに会えると思っていたから…。

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