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叶わぬ恋でも君のために。

第14章 会いたい。

「眞子ちゃん、兄貴の何を知ってる?」


「何って…。」



「出会って、たった数ヶ月で兄貴の何がわかる?」


「…。」



「兄貴の何をそんなに信じてるの?」









“何があっても…


俺が眞子ちゃんを想っていること


忘れないで…。”







「…大好きって…言ってくれたし…。」






「でもさ…、兄貴も本当に眞子ちゃんを好きだったら自分の力でなんとかして、昨日でも今日でも



会いに来たりするんじゃないの?」







「…。」









秀ちゃん…。





会いに来れない理由があるんだよね…?

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