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叶わぬ恋でも君のために。

第3章 君は幸せ?

さっきのお手伝いさんらしき方が運んで並べていったのは焼きたてのパンとクリームシチューとサラダだった。


「うわー美味しそう。表面がカリカリに焼けてるー。」


「眞子ちゃんもパン好き?」


「大好きっ。」


「俺も大好き♪」


私は、からかわれていたことも忘れてランチを堪能した。


昼食はサービスしとくって社長言ってたし
毎日の楽しみになりそう♪


私が黙々と食べていると、秀ちゃんがじーっと見ていたことに気付いた。



「何?」


「眞子ちゃん、幸せそう…。」


「よく言われる。食べてる時が一番幸せそうって…。」


「実際はどうなの?」


「?」


「何をしている時が

眞子ちゃんは一番幸せ?」



まさか…秀ちゃんからそんな質問が来るなんて予想外過ぎて




本気で考え込んでしまった。





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