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叶わぬ恋でも君のために。

第16章 それでも君を想う。

自宅謹慎を終えた私は社長に言われた通りに元の部署に戻っていた。


内密で行われていた私の任務を
知る人は誰も居なかった。


半年間の赴任と聞いていた部署の人たちには
社長からうまく説明があったらしい。






私は…


仕事に打ち込むしか無かった。



君と彼女は…
どんな再会をしたのだろうか…。



私のことなんか、もう…
何とも思ってないよね…。


御飯を食べる時も
彩さんが傍に居るなら…寂しくないね…。




今頃二人で…幸せそうに笑ってるかな…?



秀ちゃん…



今、




君は心から笑えてる?






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