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叶わぬ恋でも君のために。

第3章 君は幸せ?

「眞子ちゃん、どうしたの?」

「え?」


「僕何か変なこと言った?」

「ううん…何も…。」



「そう?なら良かった♪」



無邪気な笑顔だ…。



「じゃあ、僕これからお昼寝するから適当にしてて?」


「はい?」


「僕が目を覚ましたら授業再開ね♪」


ね♪って…


ウインクしたよ、この人…。





秀ちゃんは、朝居たベランダにスタスタと行ってしまった…。



適当にしててって…何をしたらよいのやら…。


こんな広い部屋で
毎日ここで何して過ごしてるんだろう。


食事は運ばれて来るし、トイレ、シャワーも完備。外出することは無い訳?


いや…まさか、ね…。






辺りを見渡すともう一つドアを見つけた。




寝室かな…?


単なる興味本意でドアを開けた。




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