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叶わぬ恋でも君のために。

第3章 君は幸せ?

大きなベッドが目の前に…。


そして…


壁を埋め尽くす程の本…。




---どんな本読んでるんだろう…。


私は暇潰しになればと思い、足を進めた。






この本……なんて?


何て書いてあるの?


フランス語?



この本棚に入ってるのはさっぱりわからない…。



この列は英語だ…。




ん?何だこの棚




IT関連の本も、株に関する本も揃ってるじゃないの…。


手に取ってみるとどれも新品ではなく
読み込んだ形跡がある。



…………………………。



これって…全部秀ちゃんが?


それとも拓実君が?



もし秀ちゃんがここにある本を全て読み終えているのなら…




柳田秀司、




とんでもない男だ。






私はバカの意味を


はき違えているのかもしれない。







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