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叶わぬ恋でも君のために。

第20章 君のためについた嘘。

私の家に来ることも


私に好きだと言うことも…おかしいんだよ?



「秀ちゃん…どうしちゃったの?


秀ちゃんの好きな人は…彩さんでしょ?


喧嘩でもしたの?」






出逢ったあの頃は…


君はいつも笑っていた。





こんなに悲しい顔なんかしなかったのに…。



君の笑顔はどこに行ってしまったの?




「眞子ちゃん…。


俺は…


眞子ちゃんと出逢って、眞子ちゃんのことを好きになってからずっと…


眞子ちゃん以外を好きになっていない。」




「…え…?」







「彩のことは…好きじゃない…。





もう…眞子ちゃん以外は…




好きになれない…。」

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