叶わぬ恋でも君のために。
第22章 君と生きる。
---------------
--------
甘い香りが漂う
お洒落なカフェに辿り着いた。
そこは…私のマンションと会社の中間あたりで
自宅から徒歩で行ける場所。
何度か立ち寄ったことはあったけど
最近は来ていなかった。
ガラス張りの店内は中がよく見える。
カウンターの中には
私の大好きな人が立っていた。
女性のお客さんと楽しそうに笑っている君。
もう、私のことも…吹っ切れちゃったの?
ちょっと不貞腐れた顔で見つめていると
君とバチッ、と目が合った。
お客さんをほったらかしにして店の外に駆け寄ってくる君。
「眞子ちゃんっ!
どうして?え?
もしかして、会いに来てくれたの?」
「…コーヒー、飲みに来ただけだから。」
…馬鹿…。
…眞子…素直になって…。
--------
甘い香りが漂う
お洒落なカフェに辿り着いた。
そこは…私のマンションと会社の中間あたりで
自宅から徒歩で行ける場所。
何度か立ち寄ったことはあったけど
最近は来ていなかった。
ガラス張りの店内は中がよく見える。
カウンターの中には
私の大好きな人が立っていた。
女性のお客さんと楽しそうに笑っている君。
もう、私のことも…吹っ切れちゃったの?
ちょっと不貞腐れた顔で見つめていると
君とバチッ、と目が合った。
お客さんをほったらかしにして店の外に駆け寄ってくる君。
「眞子ちゃんっ!
どうして?え?
もしかして、会いに来てくれたの?」
「…コーヒー、飲みに来ただけだから。」
…馬鹿…。
…眞子…素直になって…。