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叶わぬ恋でも君のために。

第22章 君と生きる。

「…その話なら、また明日にするね…。」



今日は…素直になれそうもない。
明日、出直そう。



「また明日来るから…。」



そう言って急いで店を出た。







まさか---



君が追ってくるとは思ってなくて…。







歩いていると後ろからガシッと手首を掴まれて
勢いで振り返ると



私がここに何をしに来たのか悟ったのか
君は満面の笑みで私に言った。






「目の前においしい話があるかもしれないのに





逃がすかっつーの。」

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