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叶わぬ恋でも君のために。

第22章 君と生きる。

「自分から別れようって言った癖に


また好きだとか


幸せにするとか言って


ほんと勝手。


他の人と結婚するって言った癖に
結婚するなら私がいい?


ふざけないでよっ。」






気持ちと一緒に涙が溢れて止まらない。






「何を決めるのも一人で決めちゃってさ…。


私の気持ちでさえ勝手に決め付けちゃってさ。


智哉との方が幸せになれる?


私が一度でもそう思ったとでも?
私が智哉と一緒になりたいって言った?



私はっ、



私の気持ちは…





あの日から変わってないのに…。





ずっとずっと…




ずーっとずーっと




秀ちゃんだけなのに…。」

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