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叶わぬ恋でも君のために。

第6章 君に溺れていく…。

「しゅ、秀ちゃん?」


「何?眞子ちゃん、どうしたの?」


「あのね…?

この部屋に寝室は二つあるの?」


「いや、一個でしょう?」


だよね、だよね…。




だとすれば、この部屋にはベッドが

一つしか…無い?



「ねぇ、秀ちゃん…。」


「ベッド一つしか無いから狭かったらどうしようかと思ったけど、この広さなら二人で寝ても余裕だね♪」



!!!



ベッドも一つしか無いなんて聞いてないよ。


秀ちゃんは二人で寝ても、なんて…
すっかり受け入れてるみたいだし…。





私…心の余裕が無い。






「眞子ちゃん、お風呂行こっか?」


「う、うん…。」



「混浴もあるよ?一緒に入る?」


「///いや、混浴は止めておく…。」



「カップル岩盤浴もあるけど、行く?」


「///いや、いい…。

一人でのんびり入りたいから…。」




「そっか、寂しいな…。」


「////…。」





だ、駄目だ…。



心が掻き乱される…。




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